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16ヵ国の280チームが100m走など26種目で競争、中国で人型ロボット・スポーツ大会

16ヵ国の280チームが100m走など26種目で競争、中国で人型ロボット・スポーツ大会

Posted August. 16, 2025 08:44,   

Updated August. 16, 2025 08:44


「宇樹(ユニツリー)加油(ファイト)、宇樹加油」

15日、北京スピードスケート競技場。参加選手たちはスタートの合図とともに陸上トラックを力強く走り出した。観客席からは力強い応援の声も上がった。

1500メートルを全力疾走しても息一つ乱さなかった選手たちの正体は人型ロボット。この種目の金メダルは、6分34秒でゴールしたロボットが獲得した。このロボットは、中国の有名ロボットメーカー「ユニツリー」の子会社「リンイーテクノロジー」が製作したものだ。今年初めの春節ガラショーで群舞を披露した「G1」と同じモデルだった。

14日夜に開幕式が行われた「2025世界人型ロボット・スポーツ大会」は、同日から本格的な競技に入った。17日までの3日間、16ヵ国から集まった280チームの人型ロボット約500台が出場する。競技種目は100メートル走、1500メートル走、400メートルリレー、サッカー、格闘技を含め全26種目。人型ロボットがオリンピックのように多様な種目に参加するイベントは今回が初めてだ。そのため、ロボット業界では今回のイベントを「ロボットオリンピック」とも呼んでいる。

15日、観客の関心が集中した競技は1500メートル走だった。競技はロボット4台が1組となり、400メートルトラックを4周弱走る方式で行われた。人間の陸上競技のルールに似ていた。1~3位を獲得したロボットは一般成人基準でも速い時速12~13キロで走った。一部のロボットはレース中に止まったり転倒して壊れたりしたが、ほとんどの参加ロボットは大きな問題なく完走した。

今年4月に北京で開催されたハーフマラソン大会で制限時間内に完走したロボットが2台だけだったことと比べると、全体的に出場ロボットの走行動作がより自然で、スピードも速くなったという評価が多かった。優勝チームのリンイーテクノロジーの劉金達研究員は、「様々な反復実験を通じて走行中の内部温度変化を確認し、一定の速度を出すことができるアルゴリズムを研究してきた成果だ」と話した。

ただし、本物の人間の競技に追いつくには限界も明確だった。銀メダルを獲得した天驕チームの「天工」を除けば、陸上競技に出場したロボットはすべてコントローラーを持った人間の操縦者と共に走った。現在の技術水準でも単独走行は可能だが、手動でコントロールした方が素早い方向転換などが可能だと参加チームは説明した。

陸上競技と違い、サッカー競技ではロボットのミスが続出した。サッカーは陸上競技や格闘技など他の種目と違って、競技中にロボットが自ら判断して行動することが大会規定となっている。ロボットはまるで小学校低学年の子どものようにボールに向かって群がり、ロボット同士が絡まって転倒することも多かった。大会司会者は「ロボットが転倒することがあるが、そのたびに観客が拍手で立ち上がらせてください」と何度も呼びかけた。


金喆仲 tnf@donga.com