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トランプ大統領「1年前の銃撃時、運良く身をかがめた」

トランプ大統領「1年前の銃撃時、運良く身をかがめた」

Posted July. 14, 2025 08:26,   

Updated July. 14, 2025 08:26


「運良く素早く身をかがめることができた。忘れられない出来事だった」

トランプ米大統領は昨年7月13日、米ペンシルベニア州バトラーの大統領選挙集会で銃撃を受けた。銃撃後、血を流しながら星条旗を背に「ファイト」と何度も叫ぶ姿は、有権者に「不死鳥」のような強い印象を与え、大統領選勝利の足がかりとなったと評価されている。

トランプ氏は銃撃事件から1年を迎える前日の12日(現地時間)、次男エリック氏の妻でFOXニュースの司会者として活動するララ氏(写真)とのインタビューを行った。一部のみ公開されたこのインタビューの抜粋によると、トランプ氏は自らも「何が起きたのか正確には分からなかった。人々も悲鳴を上げていた」と緊迫した当時の状況を語った。

トランプ氏に発砲した人物は当時20歳の白人男性トーマス・クルックス容疑者で、現場で射殺された。連邦捜査局(FBI)が犯行動機について捜査したが、明確な動機は見つからなかった。

トランプ氏は同日、容疑者を射殺したシークレットサービスの狙撃手の名前が「デイビッド」だと明らかにした。デイビッド氏がたった一発の遠距離射撃で5秒もかからず容疑者を射殺したとし、「そうしなかったら状況はもっと悪化していただろう」と狙撃手の功績を高く評価した。ただし、容疑者が潜んでいた建物内に「誰かを配置すべきだった。それは明らかにミスだった」として、シークレットサービスの警護が不十分だったことへの不満も漏らした。

ララ氏もまた、トランプ氏の命が救われたのは神のご加護だと信じているとし、「真の奇跡」だと強調した。

与党共和党の重鎮であるリンゼ―・グラム上院議員、ワイルズ大統領首席補佐官、トランプ氏の個人弁護士だったロジャー・ストーン氏ら大統領の側近は、銃撃後、トランプ氏が完全に変わったと評価している。過去とは異なり、「神のご加護で命を救われた」という言葉を頻繁に口にし、周囲にも感謝の意を示すようになったという。

グラム氏は「トランプ大統領は依然として荒っぽく予測不可能な行動を取るが、過去よりも感謝の気持ちを示し、友人にも優しい気遣いを見せるようになった」と説明した。今月9日に70歳の誕生日を迎えたグラム氏は、大統領が以前とは違って誕生日メッセージを送ってくれたとし、「大統領は銃撃後、自分が第二の人生を生きているという信念を強くしたようだ」と強調した。

ストーン氏も、トランプ氏が「神が私を救ったのは、米国をより偉大に再建するという目的のためであり、今も神に守られている」と語ったと紹介した。そして、「大統領は過去にも、搭乗を取りやめたヘリコプターが墜落するなど命の危険が何度もあったが、銃撃事件後はより冷静で精神的に確固たる覚悟が生まれたようだ」と語った。


金聖模 mo@donga.com