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バレリーノのチョン・ミンチョル、ロシア移籍1ヵ月で主役抜擢

バレリーノのチョン・ミンチョル、ロシア移籍1ヵ月で主役抜擢

Posted June. 27, 2025 09:27,   

Updated June. 27, 2025 09:27


バレリーノのチョン・ミンチョル(21・写真)が、ロシアのマリインスキー・バレエ団に入団してから初めて主役に抜擢された。

ロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場は26日(現地時間)、公式ホームページで「チョン・ミンチョルは来月17日にマリインスキー劇場で上演される『ラ・バヤデール』で男性主役ソロルを演じる」と発表した。

『ラ・バヤデール』はインドのヒンドゥー教寺院を舞台に、若き戦士ソロルと美しい舞姫、王国の王女による三角関係を描いた作品で、タイトルはフランス語で「インドの踊り子」を意味する。チョン・ミンチョルは昨年9月、ユニバーサル・バレエ団の『ラ・バヤデール』でもソロル役を演じたた。

チョン・ミンチョルは来月4日に上演される『白鳥の湖』第1幕で、王子の友人3人が踊る「パ・ド・トロワ」にも出演する予定だ。

「子どもの頃から夢見てきたマリインスキー劇場の舞台に立てることが感激だ。舞踊を通じて韓国とロシアが文化的により深くつながることを願っている。作品の美しさと劇場の伝統を全身で感じながら、全力で踊りたい」と語った。

チョン・ミンチョルは仙和(ソンファ)芸術中学校と仙和芸術高校を経て、韓国芸術総合学校に在学中、マリインスキー・バレエ団に合格し、今月13日から同団で活動している。韓国人舞踊家がマリインスキー・バレエ団に入団するのは、バレリーノのキム・ギミン(33)に続き2人目となる。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com