
接近禁止命令が解除されてから1週間後に、妻を訪ねて殺害した60代の男が拘束された。この男は、警察の取調べで、犯行について「よくやった」と主張したことが分かった。
仁川市(インチョン市)の三山(サムサン)警察署は22日、殺人容疑で60代の男を拘束したと発表した。この男は、19日午後4時30分ごろ、仁川市富平区(ブピョング)のオフィステルの玄関前で、妻を凶器で刺して死亡させた容疑がもたれている。
この容疑者は昨年12月、家庭内暴力で裁判にかけられ、裁判所で6ヵ月間、妻への接近と連絡を禁止する命令を受けた。措置が今月12日に終わると、一週間ぶりに再び妻を訪ねて犯行を犯した。
犯行前も、被害者の住居地を繰り返し訪れた事実が確認された。16日、オフィステルに現れたことを聞いた被害者は、不安を感じて警察に身辺保護を問い合わせ、18日も夫が再び周りに現れた。被害者は19日、警察署を訪れ、スマートウォッチと防犯カメラの設置について相談を受ける予定だったが、実行に移せないまま事故に遭った。
警察の取調べでこの容疑者は、「接近禁止期間が終わった後、家に帰ったが、出入り口の暗証番号が変わっていて腹が立った」という趣旨で供述した。21日、令状実質審査に出頭し、「私はよくやったと思う。息子も一人だけだが、申し訳ないことなどない」と話した。
警察は、接近禁止解除直後から被害者の周辺を繰り返して徘徊したことなどを基に、計画犯行の可能性も残して捜査を続けている。
黃金泉 kchwang@donga.com






