
麻薬類をドライフルーツに隠して韓国国内に持ち込んだ後、いわゆる「土埋め」の手口で流通させようとした犯行グループが検察に引き渡された。
ソウル江南(カンナム)警察署は16日、麻薬類管理法違反(所持・隠匿)の容疑で、韓国内総責任者の30代の男1人と40代の男1人を5日に身柄拘束し、送検したと明らかにした。20代の男の中間販売員4人も検挙され、このうち3人は拘束状態で、1人は不拘束状態で検察に引き渡された。
彼らは今年3月から先月末までに、乾燥マンゴーの袋に麻薬類を入れてベトナムから航空宅配で受け取り、韓国国内に流通しようとした容疑が持たれている。総責任者2人は、こうして受け取った麻薬類を100~200グラムずつに小分けし、首都圏一帯の公園の街灯や木の下に埋めたことが取り調べで分かった。
さらに、中間販売員が土を掘って麻薬類を取り出した後、再度小分けして販売していたことが分かった。このような「土埋め」の手口は、特定の場所に麻薬類を置いておくと、購買者がこれを取っていく「投げる」手口よりさらに一歩発展したやり方だ。投げは少量を販売する最終段階で活用されるものの、土埋めは中間流通の段階で主に使われる。
土埋めの手口を使って捕まったのは、今回が初めてではない。これに先立って昨年6月、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊が、ヒロポン17.6キロを韓国内に流通した犯行グループ46人を検挙したが、彼らの手口も土に埋めることだった。中間流通員は、ヒロポンを100グラムずつ小分けした後、里山に埋めて次の流通員に渡したという。
これに先立って、江南署は今年3月、「ソーシャルネットワークサービス(SNS)のテレグラムで麻薬類が流通している」という通報を受けて捜査に着手した。さらに、テレグラムのIDでユーザーを追跡し、取引現場と疑われる首都圏一帯の公園約30ヵ所を捜索した。このうち、ソウル江南区にある公園など計3ヵ所で、ヒロポン300グラム、ケタミン900グラムを発見し、押収した。警察は、この麻薬犯のグループを逮捕する過程で、彼らが所持していたエクスタシー160錠も押収した。追加捜査を通じて海外総責任者など、供給に加わった共犯も追跡している。
チョン・ジョンヒョン記者 punch@donga.com






