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トランプ大統領、「すべての国を防衛する時代は終わった。米国を優先すべきだ」

トランプ大統領、「すべての国を防衛する時代は終わった。米国を優先すべきだ」

Posted May. 26, 2025 09:10,   

Updated May. 26, 2025 09:10


 

トランプ米大統領は24日(現地時間)、ニューヨーク州ウェストポイントの米陸軍士官学校の卒業式での演説で、「米国や同盟国が脅かされれば、躊躇なく武力を行使する」と警告した。ただし、「米国が他国を防衛することに投入されていた時代は終わった。米国を優先すべきだ」と述べ、「米国第一」の基調も明確に強調した。

トランプ氏は同日、「米国や同盟国が脅かされたり、攻撃されたりすれば、軍は圧倒的な力と破壊的な武力で敵を殲滅する」とし、「私たちの任務は、米国の敵を粉砕し、敵を除去し、偉大な星条旗をこれまで以上に強力に守ることだ」と述べた。また、「米国以外のすべての国を防衛することが主な考慮事項だった時代は終わった」と強調した。

トランプ氏は同日、自身の政治スローガン「米国を再び偉大に」(Make America Great Again=MAGA)が刻まれた赤い帽子と鮮やかなピンクのネクタイを着用した。格式のある場にふさわしくない服装という批判が提起された。

士官候補生たちの未来に言及し、「トロフィーワイフ」(男性が社会的成功を誇示するために結婚した若くて美しい妻)についても語った。著名な不動産開発業者のウィリアム・レヴィット氏が離婚後、新しい妻を見つけたが「多くのトロフィーワイフがそうであるように(その結婚は)うまくいかなかった」と話した。これに対し、24歳年下のメラニア氏と3度目の結婚をしたトランプ氏が「トロフィーワイフ」に言及するのは適切ではないとの指摘も出ている。


崔智善 aurinko@donga.com