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光州一高のキム・ソンジュンがレンジャーズと18億ウォンの契約に合意、米記者がSNSに公開

光州一高のキム・ソンジュンがレンジャーズと18億ウォンの契約に合意、米記者がSNSに公開

Posted May. 10, 2025 09:47,   

Updated May. 10, 2025 09:47


今年の高校野球最高の有望株とされる光州第一(クァンジュジェイル)高の二刀流選手キム・ソンジュン(18)が米大リーグ、テキサス・レンジャーズと契約に合意したという情報が米国で流れた。

全米野球記者協会(BBWAA)所属のフランシス・ロメロ記者は「『韓国の大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)』と呼ばれるキム・ソンジュンがレンジャーズと契約した」と9日、ソーシャルメディア(SNS)で公開した。

今のところは口頭合意の段階だ。キム・ソンジュンは17日までに予定されている第79回黄金獅子旗全国高校野球大会兼週末リーグ王中王戦を終え次第、米国に渡りメディカルテストを受けて正式契約を結ぶことになる。

契約金は130万ドル(約18億2000万ウォン)だという。これに先立って、国際アマチュア契約を通じて米国に進出したピッツバーグ・パイレーツのペ・ジファン(120万ドル)やロサンゼルス・ドジャースのチャン・ヒョンソク(90万ドル)を上回る金額だ。キム・ソンジュンが韓国プロ野球新人ドラフトが開かれる9月まで悩むことなく、早くも5月に大リーグ進出を決心したのもレンジャーズが提示した金額が影響を及ぼしたという。

レンジャーズはまた、キム・ソンジュンがロールモデルとする「スーパースター」大谷の二刀流トレーニングプログラムを提示してラブコールを送った。光州第一高のチョ・ユンチェ監督は「今年だけでもハイレベルの幹部を含めレンジャーズの関係者が3、4回学校を訪問しソンジュンに関心を示した」とし、「国内プロでは二刀流をやりづらいだけに二刀流をサポートするというレンジャーズの説得にソンジュンの心が動いたようだ」と話した。

身長185センチ、体重83キロのキム・ソンジュンは、今年7試合でマウンドに立ち、23回3分2を投げ、2勝1敗33奪三振に防御率1.13を記録している。最高球速154キロのファストボールにカーブ、スライダー、スプリッターを駆使する。打席では10試合で打率.333(39打数13安打)1本塁打8打点11得点3盗塁を記録している。内野の全ポジションをこなせるのもメリットだ。プロでも二刀流を夢見るキム・ソンジュンは、大谷に倣ってゴミを拾う善行も実践している。「投打の両方で負けないという自信があるだけに、両方ともうまくやりたい」と言った。キム・ソンジュンが大リーグに進出すれば、金炳賢(キム・ビョンヒョン)、徐在応(ソ・ジェウン)、崔煕涉(チェ・ヒソプ)、姜正浩(カン・ジョンホ)に続き、光州第一高出身では5番目の大リーガーとなる。光州第一高校は12日、慶北(キョンブク)高校とラウンド16で対戦する。

一方、9日、ソウル陽川区木洞(ヤンチョング・モットン)の新月(シンウォル)野球場で行われる予定だった黄金獅子旗2回戦6試合は雨天順延となった。10日に両球場で白松(ペクソン)高校対清潭(チョンダム)高校の試合など4試合が行われる。


姜泓求 windup@donga.com