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自宅で過ごしながらも「統合ケア」、医療費とケア費を41万ウォンセーブ

自宅で過ごしながらも「統合ケア」、医療費とケア費を41万ウォンセーブ

Posted May. 05, 2025 09:32,   

Updated May. 05, 2025 09:32


 

老年に病院に入院しないで自宅で暮らせば、医療費やケア費などで10ヵ月間、41万ウォン以上の出費を抑えることになる。

4日、国民健康保険公団健康保険研究院がまとめた「統合ケアモデル事業2次年度評価研究」報告書によると、研究チームは2022年9月から昨年4月まで12の地方自治体に居住する65歳以上の2万1438人を対象に事業施行前後の医療費やケア費などを調べた。統合ケアモデル事業は、障害などで日常生活の維持が困難な高齢者などに、住んでいたところで健康に暮らせるよう、自治体と共に医療とケアサービスを体系的に支援する。

モデル事業に参加した65歳以上は、事業施行直前の10ヵ月間、医療費や長期療養費として1人当り766万5010ウォンを使ったが、モデル事業に参加してから10ヵ月間、1人当り817万8565ウォンを支出した。一方、参加していない65歳以上は直前の10ヵ月間、1人当たり778万6212ウォンを使ったが、事業施行後の10ヵ月間は1人当たり871万2587ウォンを支出した。

モデル事業に参加した時は、医療費と長期療養費として51万3448ウォン増えたが、参加しなかったなら、これより多い92万6375ウォンが増加したのだ。高齢化による医療費と長期療養費の増加が避けられない状況下で、統合ケアの有無によって41万2927ウォンの出費差が発生したのだ。昨年3月「医療・療養など地域ケアの統合支援に関する法律」が国会で通過し、政府は来年の本事業施行を控えている。


チョ・ユラ記者 パン・ソンウン記者 jyr0101@donga.com