
アルバイト求人求職プラットフォーム「アルバモン」がサイバー攻撃を受け、一部加入者の名前と連絡先など個人情報2万件余りが流出する事故が起きた。アルバモンは、求人求職プラットフォームの中では月間活性ユーザー数(MAU)が最も多いトップ企業だ。求人求職プラットフォームで、サイバー攻撃による個人情報の流出は初めてだ。
アルバモンは1日、ホームページを通じて先月30日にサイト内の「履歴書プレビュー」機能で異常なアプローチとサイバー攻撃の試みが検知され、直ちに遮断措置を行ったと明らかにした。サイバー攻撃は防いだが、この過程で加入者が臨時保存していた履歴書2万2473件が流出した。履歴書には、名前や生年月日、連絡先、Eメールなどの個人情報だけでなく、学歴や経歴、受賞内訳、自己紹介書、写真なども入力するようになっている。ただ、作成中の履歴書が流出したため、加入者ごとに流出情報は異なる可能性がある。
アルバモン側は、「ハッキングの試みを認知した直後、個人情報保護委員会(個保委)など関係機関に自主的に通報し、流出被害者にも個別案内をした」とし、「IDとパスワードは流出されなかった」と説明した。
アルバモンは、流出被害に対する補償として、被害者1人当り10万ウォン相当を支給する計画だ。これに対して、流出被害に比べて補償金額が少ないという批判がオンラインを中心に持ち上がっている。アルバモン側は、「過去の類似事例を綿密に検討して決めた」とし、「最大限はやく支給する計画だ」と説明した。
サイバー攻撃を試みた主体と経緯などはまだ把握中だ。個保委の関係者は、「現在、担当部署を指定する作業を行っており、今後、事実関係を把握する調査が行われるだろう」と話した。
チョン・ソヨン記者 cero@donga.com






