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ジャイアンツ・李政厚が10日ぶりに本塁打、今季オープン戦2本目

ジャイアンツ・李政厚が10日ぶりに本塁打、今季オープン戦2本目

Posted March. 08, 2025 09:19,   

Updated March. 08, 2025 09:19


米大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する李政厚(イ・ジョンフ、27)が今季オープン戦で2本目の本塁打を放った。10日ぶりに再び爆発した本塁打で、大リーグ初の二桁本塁打への見通しも明るくした。

李政厚は7日、アリゾナ州スコッツデール・スタジアムで行われたシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に3番・中堅手として出場し、3回に豪快な2ラン本塁打を放った。1-0で1点リードしていた3回裏の1死1塁の状況で打席に立った李政厚は、相手先発ジョナサン・キャノンの真ん中に入る4球目を引っ張り、右中間超えに運んだ。先月25日のコロラド・ロッキーズ戦以来10日ぶりの本塁打だ。この本塁打でジャイアンツは3-0で逃げ切った。

同日、3打数1安打を記録した李政厚は、2日のロサンゼルス・ドジャーズ戦以後、4試合連続で安打を放ち、オープン戦で打率.400(20打数8安打)をマークしている。OPS(長打率+出塁率)は1.228まで上げた。

今季の活躍に期待が集まるのは一段と改善された長打力のためだ。韓国プロ野球(KBO)時代にも、李政厚は長打で注目される選手ではなかった。2017年から2023年までKBOリーグで活躍した7シーズン間、通算打率が.340もあったが、二桁の本塁打を記録したシーズンは2020年(15本)、2022年(23本)の2度だけだった。

大リーグに進出した昨年も、肩の負傷で早くもシーズン終了となり、37試合で本塁打2本に止まった。ところが、今年はオープン戦8試合だけですでに2本の本塁打を放っている。

MBCスポーツプラスのソン・ジェウ解説委員は、「今は自信がついて、バットの芯に当てる割合が高くなり、正確に力の入った打球が長打につながっているようだ」とし、「今季は負傷さえなければ2割台後半の打率とともに二桁本塁打を十分期待してもよさそうだ」と話した。

一方、同日、テキサス・レンジャーズとのオープン戦に途中出場した金慧成(キム・ヘソン、26、ドジャース)は2打数無安打だった。オープン戦の打率は.158から.143(21打数3安打)に下がった。


チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com