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元ギャングがニュージーランドオープン優勝、豪州のライアン・ピーク

元ギャングがニュージーランドオープン優勝、豪州のライアン・ピーク

Posted March. 04, 2025 09:00,   

Updated March. 04, 2025 09:00

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AP通信が3日配信したところによると、2日に閉幕したアジアツアーのニュージーランド・オープンで優勝した豪州のプロゴルファー、ライアン・ピーク(31)は過去に豪州のギャングのメンバーとして活動した前科がある。

ピークはニュージーランド・クイーンズタウンのミルブルックゴルフリゾート(パー71)で開かれたニュージーランドオープンで、通算23アンダー261で2位タイグループを1打差で引き離して首位に立った。アジアツアーは公式ホームページに「アマチュア時代に有望株だったピークは『リーベルス』ギャング団のメンバーだった。10年前に暴行罪で5年刑を言い渡されたこともある」として、「前科のためにニュージーランド入国で許可が下りるのに時間がかかったりしたこともある。しかし、刑務所服役中に有名コーチのリッチ・スミス氏から『競争力のあるゴルフをしよう』という提案を受け入れる賢明な選択をした」と伝えた。

ピークは優勝賞金20万1600ドル(約3億ウォン)とともに、7月に開かれるゴルフのメジャー戦である全英オープンの出場権も獲得した。ピークは「僕はいつも自分が成功することを知っていた。家族と同僚たちが自分を信じてくれたのでやり遂げることができた。自分の人生は変わった」と話した。AP通信は、「ピークは出所後、周辺に助けられてゴルフだけに打ち込み、今季の豪州ツアー出場権を獲得した」とし、「ニュージーランドオープン優勝で夢の舞台の出場権まで手にした」と報じた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com