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プラダがヴェルサーチを買収か、ブルームバーグ通信「2兆ウォン台買収を協議」

プラダがヴェルサーチを買収か、ブルームバーグ通信「2兆ウォン台買収を協議」

Posted March. 04, 2025 08:49,   

Updated March. 04, 2025 08:49


イタリアのブランド「プラダ」が、ヴェルサーチを15億ユーロ(約2兆2831億ウォン)で買収する案を検討しているという。実現すれば、プラダがフランスのルイヴィトン・モエネシ(LVMH)などと競えるイタリア・ブランド品の製造・流通一本化(SPA)企業になりうるという観測が出ている。

ブルームバーグ通信は3日(現地時間)、プラダがヴェルサーチを所有しているカプリホールディングスと買収関連の議論を進めており、実態調査を終えたと報じた。また、初期評価で大きなリスクが発見されなかったため、協議を引き続き進める方針だと伝えた。買収価格は約15億ユーロと推定され、早ければ今月末に契約が成立する可能性もあるという。

ヴェルサーチは1978年、イタリアのデザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチが設立した。ギリシャ・ローマ神話に登場する怪物「メドゥーサ」がブランドのシンボルで、強烈な色あいと目を引く挑発的な模様でファッション愛好家たちから愛された。特にマイケル・ジャクソンやエルトン・ジョンなど、華やかな舞台衣装が必要なポップスターたちとコラボして有名になった。

しかし、ヴェルサーチは、1997年、ジャンニが自宅で殺害され、浮き沈みを経験し始めた。ジャンニの弟であり、やはりファッションデザイナーであるドナテラ・ヴェルサーチが企業を譲り受け、2000年代初めに多様なコレクションを披露して名声を続けたが、長い間赤字に苦しめられた。結局、2019年に米国デザイナーのマイケル・コースが設立したカプリホールディングスに買収された。職人精神と伝統にこだわってきたイタリアのブランド品が、米国の中低価格ファッションブランドとして有名になった企業に買収されたことで、当時のファッション界では大きな話題となった。

プラダがヴェルサーチを買収すれば、最近不振だったイタリアファッション界がその流れを反転させる機会になりうるという評価も出ている。プラダも赤字に苦しんでいたが、2010年代後半から20代や30代を積極的に攻略する戦略を展開し、黒字転換した。比較的低い価格帯の製品群を披露し、拡張性を高めた。プラダの姉妹ブランドであるミウミウ(Miu Miu)は、Z世代を攻略する戦略が成功を収め、昨年は業績が2倍以上成長した。ブルームバーグ通信は、「プラダがヴェルサーチを買収すれば、プラダはLVMHのようなグローバルブランドと比べて競争力を備えた大規模なイタリア企業になりうる」と評価した。


崔智善 aurinko@donga.com