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尹大統領25日に最終陳述、 「憲法裁の決定受け入れ、戒厳を謝罪」表明か

尹大統領25日に最終陳述、 「憲法裁の決定受け入れ、戒厳を謝罪」表明か

Posted February. 25, 2025 09:20,   

Updated February. 25, 2025 09:20

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が25日、憲法裁判所で開かれる最後の弁論期日で弾劾審判の最終陳述に臨む。現職大統領が憲法裁で直接最終意見陳述をするのは憲政史上初めてだ。弾劾が認定される場合、尹氏としては最後の公開演説になるため、「非常戒厳」事態に対する真摯な謝罪と国民統合のメッセージが必要だとの声が出ている。

24日、法曹界によると、ソウル拘置所に収監中の尹氏は、自筆で最終陳述書を準備し、最後の原稿検討に入ったという。尹氏側の代理人は、「(大統領が)言いたいことを直接準備し、代理人は関与していない」と明らかにした。一部では任期短縮改憲案が盛り込まれる可能性も取り沙汰されているが、尹氏側は「尹大統領が様々な意見を聞いて熟考中」としながらも、「『任期短縮改憲』は大統領の考えと異なる」と線を引いた。尹氏とは違って、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領は弾劾審判当時、憲法裁に出席せず、最終弁論の時も弁護人が意見書を代読した。

第11回弁論期日は25日午後2時から開かれ、被請求人である尹氏と国会訴追委員である鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長の最終意見陳述は、時間制限なく行われる。国会側と尹氏側の代理人団が弾劾訴追事由について2時間ずつ順に総合弁論を行った後、鄭氏に続いて尹氏が最終陳述を行う。

国会側は、尹氏の非常戒厳宣布行為が手続き的にも実質的にも重大な憲法違反に該当し、直ちに罷免する必要があると主張するものとみられる。尹氏は、野党の閣僚の弾劾、予算削減などが事実上「国家非常事態」に準じたとして、戒厳の正当性を主張するものと予想される。

尹氏が最終陳述まで憲法裁の審判に問題を提起し、強固な支持層だけに向けたメッセージを出せば、国民的対立が増幅されると懸念されている。韓神(ハンシン)大学の尹平重(ユン・ピョンジュン)名誉教授は、「どんな結果が出ようとも大韓民国の大統領として全面的に受け入れるという内容で、支持層に統合を求める心からのメッセージが必要だ」と述べた。


黃炯? constant25@donga.com