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パチンコ事業の在日実業家、韓国の財団に25億ウォン寄付

パチンコ事業の在日実業家、韓国の財団に25億ウォン寄付

Posted February. 24, 2025 08:41,   

Updated February. 24, 2025 08:41


在日同胞でアラジンホールディングス会長のソン・ジョンテ氏(91・写真)が、東京の「韓国教育財団」に25億ウォン規模の新韓金融持株会社の約5万株を寄付すると明らかにした。

ソン氏は日本で生まれたが、韓国国籍を保持している。在日同胞に対する差別で何度も仕事を辞めた後、1956年に福島県に初のパチンコ店を開業し、成功した。

韓国教育財団はこの寄付で「ソン・ジョンテ韓国研究所」を設立し、韓国学研究支援事業を行う計画だ。年間1億ウォン規模の株式配当金を財源として活用する。1963年に発足した韓国教育財団は、日本国内の韓国語能力試験(TOPIK)を主管し、一部の在日同胞に奨学金も支給する。

ソン氏はこれまで韓日両国で奨学事業を行ってきた。幼少期に韓国に短期間滞在した際、慶尚北道(キョンサンプクト)の清道(チョンド)小学校に数ヵ月間通った縁で、同校に5億ウォン寄付した。韓国教育財団にもすでに11億ウォン寄付している。今回の寄付で、ソン氏の寄付の総額は40億ウォンを突破した。


イ・ジユン記者 asap@donga.com