Go to contents

「ガザを中東のリビエラに」 トランプ氏 またも不動産実業家の気質を発揮

「ガザを中東のリビエラに」 トランプ氏 またも不動産実業家の気質を発揮

Posted February. 06, 2025 09:04,   

Updated February. 06, 2025 09:04


トランプ米大統領は4日(現地時間)、パレスチナのガザ地区について、「中東のリビエラ(南フランスとイタリアにかけての地中海沿岸のリゾート地)になることができる」と言及するなど、開発意欲を示した。不動産富豪だったトランプ氏が特有の実業家の気質を外交でも発揮している。トランプ氏は過去、北朝鮮に対しても、「海岸沿いにコンドミニアムを建てることができる」と発言している。

トランプ氏は同日、「ガザ地区に非常に良い品質の住宅を建て、美しい町を建設する」と明らかにした。昨年10月、保守系のポッドキャストでも「不動産開発業者として言えば、ガザ地区は世界で最も良い場所の一つ」とし、「天気、水、気候などすべてが実にすばらしいだろう」と話した。

トランプ氏の娘婿であり、第1次政権で大統領上級顧問を務め、米国の中東外交に深く関与したジャレッド・クシュナー氏も昨年2月、「ガザ地区の沿岸地域は非常に貴重だ」と開発意欲を示した。

一方、トランプ氏は先月20日、就任当日に北朝鮮に言及し、「北朝鮮の海岸が膨大なコンドミニアム能力を保有している」と述べた。2018年の第1回米朝首脳会談当時、北朝鮮側に「北朝鮮には素晴らしいビーチがある。世界で最も良いホテルを建てることができる」と提案したことも、昨年のインタビューで明らかにした。


キム・ボラ記者 purple@donga.com