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李在鎔氏・アルトモン氏・孫正義氏が「韓米日AI同盟」でスクラム

李在鎔氏・アルトモン氏・孫正義氏が「韓米日AI同盟」でスクラム

Posted February. 05, 2025 08:32,   

Updated February. 05, 2025 08:32

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三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長は4日、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)やソフトバンクグループの孫正義会長と会合し、730兆ウォン規模の「スターゲート」のプロジェクトをめぐる協力について議論した。スターゲートとは、ドナルド・トランプ米大統領が就任式の翌日に発表した超大型人工知能(AI)の投資プロジェクトだ。中国発「ディープシークのショック」がグローバルAI市場を揺るがし、韓米日のAI同盟に拍車がかかっているという分析が出ている。

李氏は同日午後2時45分ごろ、ソウル瑞草区(ソチョグ)三星電子の瑞草(ソチョ)社屋5階のVIP接客室「コーポレートクラブ」で、アルトマン氏と孫氏に会った。李氏は前日、不当合併・粉飾会計疑惑関連の控訴審で無罪の判決を受けた。同日、スターゲート関連の韓米日の3者会合が、李氏が無罪を言い渡された後に出た初の公式行動だった。

財界では、司法リスクを払いのけた李氏が、トランプ大統領が力を入れるスターゲートをはじめ、グローバルAI事業に積極的に乗り出すものと予想している。アルトマン氏と孫氏は先月、トランプ大統領のホワイトハウスでの記者会見に一緒に参加し、2029年までに全米にAIインフラを構築すると発表した。三星電子はスターゲートプロジェクトの潜在投資者であると同時に、AI半導体に搭載される広帯域幅メモリ(HBM)や半導体設計およびファウンドリ(半導体の受託生産)ソリューションを備えたパートナーだ。同日の会合のために金浦(キムポ)空港から入国した孫氏は、瑞草社屋で取材陣と会い、「スターゲート関連アップデートの状況と三星との潜在的協力について議論する」と話した。三星電子に投資を要請するかどうかについては、「それほど具体的ではない。今から対話を始めなければならない」と答えた。


郭道英 now@donga.com