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2期連続の0.1%成長、戒厳令で「低成長の沼」

2期連続の0.1%成長、戒厳令で「低成長の沼」

Posted January. 24, 2025 08:25,   

Updated January. 24, 2025 08:25

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12月3日の戒厳令以降、政情不安の煽りで内需が縮小する中、昨年第4四半期(10~12月)の経済成長率は0.1%にとどまった。2期連続で0.1%成長となり、年間成長率もかろうじて2%を超えた。今年は輸出まで打撃が懸念され、韓国経済が低成長の泥沼に陥ったという懸念が出ている。

韓銀は23日、昨年第4四半期の実質国内総生産(GDP)成長率が0.1%(前期比)だったと発表した。昨年11月の予想値(0.5%)の5分の1に過ぎない。四半期成長率は2023年第1四半期(1~3月)から5期連続で成長基調を維持したが、昨年第2四半期にマイナス0.2%に落ち込み、第3四半期と第4四半期に反発できなかった。2期連続の0.1%成長は、1979年の第2次石油ショックや為替危機、コロナ禍などの経済危機を除けば史上最悪の実績だ。年間成長率も過去最大の輸出にもかかわらず、予想値(2.2%)より0.2%低い2.0%に止まった。

韓銀は民間消費と建設投資が予想以上に縮小したためと見ている。非常戒厳により経済心理と民間消費が第4四半期に大きく縮小したということだ。特に、建設投資は3.2%減少し、3期連続でマイナス成長となった。

企画財政部のイ・スンハン総合政策課長は「迅速な予算執行の影響が予想ほど顕著でなかったり、景気のセンチメントが引き続き悪化したりする場合、第1四半期中に適時に必要な対策を準備する」と話した。


ホン・ソクホ記者 世宗市=チョン・スング記者 will@donga.com