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業界初!三星バイオが年間売上高4兆ウォン達成

業界初!三星バイオが年間売上高4兆ウォン達成

Posted January. 23, 2025 08:30,   

Updated January. 23, 2025 08:30

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三星(サムスン)バイオロジクスが昨年、売上高4兆ウォンを記録し、過去最高の業績を更新した。韓国の製薬バイオ企業の中で「4兆クラブ」入りを果たしたのは、三星バイオロジクスが初めて。

三星バイオロジクスは22日、2024年の連結基準売上が4兆5473億ウォン、営業利益が1兆3201億ウォンを記録したと発表した。前年比で売上は23%、営業利益は19%増となった。昨年は、米国、欧州、アジアのグローバル製薬企業と大型受注契約を締結し、累計受注額が5兆ウォンを超えた。三星バイオエピスの昨年の売上は1兆5377億ウォン、営業利益は4354億ウォンで、前年比でそれぞれ51%、112%増加した。

業界では、三星バイオロジクスが今年も売上成長を維持すると予想している。今年4月に完成する第5工場と米国で可決予定の「バイオセキュア法案」が追い風になる見通しだ。18万リットル規模の第5工場が完成すれば、三星バイオロジクスの総生産能力は78万4000リットルになる。世界最大の生産規模だ。

米国が中国企業を牽制するために推進しているバイオセキュア法案が可決されれば、これまで中国の医薬品開発製造受託(CDMO)企業である無錫バイオロジクスが扱っていた物量が市場に出回ることになる。業界では、三星バイオロジクスなど韓国CDMO企業が相当部分を持ってくることができると予想している。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com