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韓国人初!1700キロの南極大陸を単独で歩いて横断、キム・ヨンミ隊長が達成

韓国人初!1700キロの南極大陸を単独で歩いて横断、キム・ヨンミ隊長が達成

Posted January. 20, 2025 09:07,   

Updated January. 20, 2025 09:07

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キム・ヨンミ隊長(45、ノースフェイス)が韓国人として初めて南極大陸の単独横断に成功した。

ノースフェイスは18日、「キム隊長が現地時間で昨年11月8日、南極大陸内の海岸であるハーキュリーズ・インレット(南緯80度)を出発し、49日3時間後の12月27日午後6時44分に南緯90度南極点に到達した。続いて出発から69日8時間31分後の17日0時13分に約1700キロの南極大陸単独横断を成し遂げた」と明らかにした。

キム氏は氷点下30度の寒さの中、重さ100キロのそりを一人で引きながら南極大陸を横断した。キム氏は挑戦に成功する3日前の14日、インスタグラムを通じて「今まで一歩ずつ押し進めた力があるので、残りの仕上げもうまくいくと信じる」とし、「肉が少し落ちただけで凍傷にならないように健康で良好に進んでいる」と投稿した。キム氏は今回の挑戦を始める時からインスタグラムを通じて状況を着実に投稿してきた。

今回の挑戦はキム氏の「3段階プロジェクト」の最後の段階だった。キム氏は2017年のバイカル湖(724キロ)を皮切りに、2023年には南極点の無補給単独到達記録を残した。アジアの女性が途中でなんの補給も受けずに一人で南極点に到達したのはキム氏が初めてだった。そして今回、南極大陸横断に成功し、韓国の極地探検史にもう一つの道しるべを立てた。

江原道(カンウォンド)の山奥出身のキム氏は、韓国を代表する探検家として活動してきた。国内最年少の7大陸最高峰完登記録(28歳)を保有しており、2013年には世界で初めてヒマラヤのアンプ1峰(6840m)登頂記録を残した。このような功労が認められ、2020年に体育勲章の「巨象章」も受章した。

ノースフェイスは、「キム隊長が今回の横断を通じて得た経験を土台に後続探検を準備したい意向を明らかにした」とし、「長い旅程を無事に成し遂げたキム隊長を心より祝福し、苛酷な探検で疲れた体を一日も早く回復し健康な姿で再び会うことを願う」と話した。ノースフェイスは、キム氏の今回の挑戦を取り上げたドキュメンタリーを発表する計画だ。キム氏は2月初めに帰国する予定だ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com