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「小耳症」の15歳のタンザニア少年に新しい人生をプレゼント、高麗大学安岩病院

「小耳症」の15歳のタンザニア少年に新しい人生をプレゼント、高麗大学安岩病院

Posted January. 14, 2025 08:38,   

Updated January. 14, 2025 08:38

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小耳症(耳の形の変形)を患っていた10代のタンザニア人少年が、国内医療陣の助けで無事手術を終えた。小耳症は先天性奇形で、耳が非常に小さかったり、耳介が発達せず、耳たぶだけが残っている場合が多い。

高麗(コリョ)大学安岩(アンアム)病院は13日、タンザニア出身のグリフィン・コネル・マレッタ君(15)が10日、小耳症の手術を受け、安定的に回復していると明らかにした。同病院整形外科のパク・ホジン教授は、「マレッタ君の肋骨の軟骨で耳の形の骨組みを作り、皮膚が足りない部位に皮膚移植術を通じて耳の形を完成させる手術を無事に終えた。

マレッタ君の家族は、医療スタッフに深い感謝の気持ちを伝えた。マレッタの父親は「韓国で受けた治療のおかげで息子が新しい人生を得ることになった」とし、「家族皆が心から感謝を伝える」と話した。パク教授は「マレッタ君の耳の奇形がかなり深刻だったが、手術がうまくできてとても嬉しい」とし「これからは同年代の友達と一緒に元気に過ごせるだろう」と語った。

医療費は高麗大学医療院の社会貢献ブランド「幸福分かち合いプロジェクト」の一環である「グローバル好意生命愛プロジェクト」を通じて全額支援された。高麗大学のユン・ウルシク医務部総長兼医療院長は「今後も医療の手を必要とするところに持続的に分かち合いの価値を実践していく」と話した。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com