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国際危機グループ「韓半島、今年注目すべき紛争地域」

国際危機グループ「韓半島、今年注目すべき紛争地域」

Posted January. 03, 2025 08:52,   

Updated January. 03, 2025 08:52


 

ベルギー・ブリュッセルに本部を置く国際紛争専門シンクタンク、国際危機グループ(ICG)が1日に発表した「目の離せない10大紛争」2025年版に「韓半島」が含まれた。ICGは、「多くのことが流動的な中、韓半島は緊張感が漂う25年を迎えることになるだろう」と指摘した。

ICGは昨年、北朝鮮が韓国を「主敵」と規定し、韓半島の緊張が高まったと説明した。北朝鮮の平和・統一政策の放棄、9・19南北軍事合意の破棄も言及した。さらに、北朝鮮がロシアを支援するためにウクライナ戦争に派兵したことも韓半島の緊張を高めたと強調した。北朝鮮が派兵の見返りにロシアから韓米を脅かす兵器や技術力を得ることができるという判断からだ。ICGは、ロシアの戦闘機とミサイル技術が北朝鮮に渡る可能性を指摘し、「北朝鮮が米国とアジアの防衛網を突破しやすくなるだろう」と強調した。このような緊張局面で南北の相互連絡ラインがないことも指摘した。ICGは、「両国の意思疎通を含むすべての関係の断絶は、状況を管理できる選択肢をほとんど失わせる」と懸念した。

さらに、昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「非常戒厳」宣布とそれに続く国会の弾劾訴追案可決で韓国の政治的混乱が大きくなっていることも、世界的な紛争地域に含めた背景だと説明した。また、同盟に懐疑的なトランプ次期米大統領が就任すれば、米国の外交政策の不確実性が高まる点も強調した。特に、ICGはトランプ氏が就任すれば、在韓米軍駐留経費の負担増を求める可能性があるとし、「これは韓国で『独自核武装論』が促進する可能性があり、米国の曖昧な防衛約束が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記を刺激する可能性もある」と見通した。正恩氏が全面戦争に出る可能性は小さいが、誤った判断で何らかの挑発をする可能性があると予想した。

ICGは毎年、年末または年初に「目の離せない10大紛争」を選定して発表している。今年は、韓半島のほか、昨年リストになかった△シリア△イラン対米国・イスラエル△米国・メキシコを新たに追加した。「ウクライナ」は、「ウクライナと欧州の安全保障」に拡張され、「戦線」が広がる可能性があると見た。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com