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釜山~江陵を鉄道で走る、東海線が元日開通

釜山~江陵を鉄道で走る、東海線が元日開通

Posted January. 01, 2025 08:20,   

Updated January. 01, 2025 08:20


新年からは、釜山(プサン)から江原道江陵(カンウォンド・カンルン)まで列車を乗り換えずに、鉄道で移動できるようになった。釜山から江原道江陵をつなぐ東海(トンへ)線の全区間が元日に開通するからだ。

国土交通部は、東海線の浦項(ポハン)~三陟(サムチョク)区間が1日開通すると、31日明らかにした。2008年に着工してから約14年ぶりのことだ。東海線は、釜山から蔚山(ウルサン)と慶州(キョンジュ)、浦項を経て三陟、東海、江陵まで東海岸地域をつなぐ路線だ。今までは、釜山~浦項、江陵~浦項区間のみ運営していた。今回、浦項~三陟区間が開通し、東海岸の全区間が鉄道でつながることになった。

釜山~江陵区間には、ITX-マウムが一日往復8回運行する。ITX-マウムの時速は150キロにとどまり、釜山から江陵までは4時間50分程度かかる見通しだ。2025年末から、時速260キロのKTX-イウムがこの路線に投入されれば、所要時間はやや減るものと予想される。

東海線は、今後さらに拡張する予定だ。現在、江陵~高城(コソン、110キロ)、春川(チュンチョン)~束草(ソクチョ)区間(93.7キロ)の工事が行われているが、該当区間は早ければ2028年に完成する予定だ。

国土部の関係者は、「東海線の開通で、釜山と蔚山、慶北(キョンブク)、江原が一日生活圏で結ばれ、地域間旅客と貨物運送が円滑になるだろう」と話した。


金鎬卿 kimhk@donga.com