Go to contents

KAISTが「ロボットスケッチ」で最優秀審査員賞を受賞

KAISTが「ロボットスケッチ」で最優秀審査員賞を受賞

Posted December. 10, 2024 08:30,   

Updated December. 10, 2024 08:30


仮想現実(VR)のヘッドセットを付けたデザイナーが、スクリーンの前に座った。舞台上の大型画面で仮想のキャラクターになったデザイナーは、数分で流麗な立体形態と複雑な関節構造を持つ4本足のクモ型ロボットを完成させていった。

これは6日、日本東京国際フォーラムで開かれた「シーグラフアジア2024」のリアルタイムライブで披露したKAISTチームの「ロボットスケッチ」技術の実演の様子だ。KAISTは9日、産業デザイン学科のペ・ソクヒョン教授とファン・ボジェミン機械工学科共同研究チームが開発したロボットスケッチ技術が、この行事で最優秀審査委員賞を受賞したと明らかにした。

シーグラフのリアルタイムライブは、コンピュータグラフィックスおよび相互作用分野で、「夢の舞台」として知られている。毎年、世界中から選抜された10余りの革新技術だけが舞台に立つ機会を持つ。すべての実演は、事前録画なしにリアルタイムで行われ、6分以内に技術の独創性と可能性を見せなければならない難度の高いコンテストだ。

ロボットスケッチは、単に外形と構造を視覚的に表現することを越え、3次元(3D)スケッチに生成型人工知能(AI)と没入型VRを融合させた。デザイナーが、VR環境でタブレットとペンで複雑な関節型構造を直観的に表現し、ロボットの動きをリアルタイムで確認できる。ペ教授は、「(ロボットスケッチが)ロボットの開発と製品化の過程で重要なツールになるだろう」と話した。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com