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大統領室「第2付属室設置」、室長にチャン・スンチル秘書官が有力視

大統領室「第2付属室設置」、室長にチャン・スンチル秘書官が有力視

Posted July. 31, 2024 09:02,   

Updated July. 31, 2024 09:02

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大統領室は30日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏を補佐する第2付属室の設置のための職制改正に着手したことを明らかにした。

大統領室関係者は同日、記者団に対し、「年初に尹大統領も国民との対話を通じて検討すると発言しており、国民が望むなら、国民の意思を受け入れて職制改編を通じて付属室を設置することを最終決定した」と述べた。

大統領室は、早急に施行令の改正を通じて第2付属室の設置を終わらせる計画だ。大統領室内部では、秘書官級である第2付属室長にチャン・スンチル市民社会第2秘書官が有力視されている。チャン氏は、与党「国民の力」の李亮寿(イ・ヤンス)議員の元補佐官で、2021年、尹氏の政界入り当初から合流し、大統領選挙対策委員会の首席副報道官などを務めた。第2付属室は5、6人規模で、金氏の日程やメッセージ、行事企画などを担当する予定だ。ただ、大統領室関係者は、「人事と人的構成についてはまだ確定していない」と話した。

尹氏は大統領選挙の公約では第2付属室廃止を掲げたが、金氏関連の問題が浮上し、付属室復活の世論が高まると、今年2月の特別対談で、「国民の大多数が望むなら検討する」と明らかにした。その後も大統領室は当初、費用と実効性などを理由に留保的な立場を示した。

しかし、最近、「国民の力」全党大会で党代表候補らの第2付属室設置を求める声が大きくなり、尹氏も繰り返し党政一体化を強調したため、これを受け入れる形になった。大統領室関係者は、東亜(トンア)日報に、「新しい党代表体制が発足し、大統領室も変わった姿を見せなければならないのではないか。変化の合図として読んでほしい」と話した。これに対し、韓東勲(ハン・ドンフン)代表も、「大統領室が良い決断をした。党も支援する」と述べた。


申나리 journari@donga.com