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救急患者の再移送の40%は「専門医の不在」が原因

救急患者の再移送の40%は「専門医の不在」が原因

Posted July. 10, 2024 09:03,   

Updated July. 10, 2024 09:03

119の救急車で搬送された救急患者が、運ばれた最初の病院で治療を受けられず、他の病院に再搬送される時は、10件中4件は「専門医不在」が原因だったことが分かった。

9日、祖国革新党の金宣旼(キム・ソンミン)議員室が消防庁から提出を受けた資料によると、昨年、119救急車の再移送件数は全国で4227件に達することが分かった。病院を1回移した第1次再移送は4113件、2回移した第2次再移送は84件だった。3回目の再移送は14件、4回目の再移送は16件だった。

再移送の事由としては、「専門の不在」が1771件(41.9%)で最も多かった。続いて「病床不足」が635件(15%)、「1次応急処置の完了」が476件(11.3%)、「患者保護者の変心」が141件(3.3%)、「(応急処置の要らない)酔っ払い」が43件(1.0%)の順だった。

病床が不足している635件のうち、救急室の病床が不足しているケースが454件で、10件のうち7件以上を占めており、入院室の不足(92件)と集中治療室の不足(85件)の順だった。