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李在明氏「院構成は法に則って」と野党単独処理を示唆、与党首脳「1人体制政党」と反発

李在明氏「院構成は法に則って」と野党単独処理を示唆、与党首脳「1人体制政党」と反発

Posted June. 01, 2024 08:29,   

Updated June. 01, 2024 08:29


「法に則って6月7日までに国会の院構成を終わらせなければならない。多数決が原則だ」(「共に民主党」の李在明代表)

「それだから、民主党が『李在明1人体制』政党ではないかと国民が心配している」(「国民の力」秋慶鎬院内代表)

与野党が第22代国会開院2日目の31日、院構成交渉をめぐる激しい攻防戦を本格化させた。最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、院構成合意に失敗した場合、単独採決処理まで示唆し、与党「国民の力」に交渉を促した。一方、「国民の力」は巨大野党の「一方的独走」フレームを浮き彫りにすることに力を注いだ。

李氏は同日、党最高委員会で院構成交渉の難航について、「最大限妥協のために努力し、できなければ新たに構成される議長団に要請し、法に則って7日までに必ず常任委員会の構成を終え、直ちに法に従って常任委員会、本会議を継続して開き、民生懸案から改革立法まで迅速に処理するようにする」と述べた。

さらに、「民主主義制度は多数決が原則」とし、「可能であれば合意するが、少数派が妨害したり不当に抵抗したりして振り回されるのは民主主義ではない」と主張した。これは、法定期限である7日までに与野党が院構成に合意できなければ、野党単独でも院構成議案を採決処理する意向であると解釈される。

これに対し、「国民の力」の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表は31日、忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョンアンシ)の才能研修院で開かれた「国民の力」議員総会後、記者団に対して、「両党の院内代表の間で院構成に関する真剣な交渉が行われなければならない。それが先決だ」と反論した。そのうえで、「院内代表を選んでおいて、党代表が先にそのような話をするのは、これまで私が交渉の慣例上、聞いたことがない状況」とし、「それだから、国民が李在明1人体制で、1人の指示によって動く政党ではないかと心配しているのだ」と指摘した。


アン・ギュヨン記者 kyu0@donga.com