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「ロボット犬が工場をパトロール」、SKイノベーションが「スマートプラント2.0」公開へ

「ロボット犬が工場をパトロール」、SKイノベーションが「スマートプラント2.0」公開へ

Posted May. 27, 2024 08:47,   

Updated May. 27, 2024 08:47

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SKイノベーションが、人工知能(AI)とデジタルトランスフォーメーション(DT)技術を融合させ、生産効率性の改善に乗り出した。

SKイノベーションは26日、「生産工程と設備管理、SHE(安全、保健、環境)分野にAIとDTを採用したスマートプラント2.0の課題を、SK蔚山(ウルサン)CLXに適用している」と明らかにした。会社はますます工程管理が複雑になり、大規模なデータ処理に限界が生じる可能性があると見て、デジタル転換を試みた。スマートプラント2.0は、作業者が微細なデータまで追跡したり、メンテナンスに長い時間を使わなくても効率的に作業できるのが特徴だ。

例えば、現場に投入されたロボット犬は、ガス探知や熱画像カメラ、30倍ズームモニタリングなどの機能を備え、問題が発生すれば直ちに作業者に知らせる。現在、ロボット犬は昼間パトロールだけしているが、テストが終われば今年下半期中に夜間パトロールにも投入される予定だ。

SKイノベーションはまた、大規模な言語モデル(LLM)技術基盤のエンジニア技術チャットボットを開発している。早ければ下半期から業務に活用する予定だ。

SKイノベーションの関係者は、「スマートプラント2.0を通じて、年間100億ウォン以上の費用改善効果を期待している」と話した。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com