
米大リーグの試合に出場したペ・ジファン(25、ピッツバーグ・パイレーツ)が9回裏に適時打を放ち、チームの7-6勝利に貢献した。
ピッツバーグ・パイレーツ傘下AAA級チームのインディアナポリスでプレーしていたペ・ジファンは22日、本拠で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦を控え、メジャー昇格の通知を受けた。同日、9番・中堅手として先発出場したペ・ジファンは、3打数1安打1四球1打点2得点1盗塁で復帰戦を終えた。パイレーツは10回、延長戦の末、7-6のサヨナラ勝ちを収めた。
ペ・ジファンがメジャー復帰後初安打を放ったのは、2-6でリードされていた9回裏1死満塁の状況だった。ペ・ジファンは、ジャイアンツのクローザー、カミロ・ドバルが投げた時速99マイル(約159キロ)のシンカーを捉え右前に運び、3塁走者を呼び込んで反撃のきっかけを作った。以後、9回裏2死の状況でオニール・クルーズの適時打の時にホームを踏んで6-6の同点に追いついた。ペ・ジファンは5回裏の第2打席では四球で1塁を出塁しては直ちに2塁を盗んだ。さらに後続の活躍で2-4に勝ち越す得点まであげた。
この日、サヨナラ安打を打ったチームメイトのニック・ゴンザラスは「9回裏に適時打を打ったペ・ジファンを含めて全選手が自分の役割を果たしたおかげで勝利することができた」と話した。ゴンザレスとペ・ジファンは今季、AAA級チームでも一緒にプレーした仲だ。
昨年、メジャーリーグ111試合に出場したペ・ジファンは、股関節の負傷でA級チームでシーズン開幕を迎えた。インディアナポリスに移籍してからは、27試合で打率.367(98打数36安打)、4本塁打、15打点、7盗塁を記録してメジャーに昇格した。打率.367はインディアナポリスが属しているインターナショナルリーグ全体1位の成績だった。
黃奎引 kini@donga.com