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「尿素水混乱」の際に14ヵ国で対応、IPEFが17日に発効

「尿素水混乱」の際に14ヵ国で対応、IPEFが17日に発効

Posted April. 13, 2024 08:37,   

Updated April. 13, 2024 08:37

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中国発サプライチェーンの危機に対応するための米国主導のインド太平洋経済フレームワーク(IPEF)サプライチェーンの協定が17日、韓国国内で発効される。これにより、2021年の「尿素水大乱」のように中国発サプライチェーンの危機が迫った時、韓国は資源富国である米国やオーストラリアなどインド太平洋諸国から直ちに支援を受けることができるようになる。

外交部など政府は12日、「先月18日にIPEFサプライチェーン協定の批准書を寄託し、協定上の発効規定により、30日後の17日に国内で発効される」と明らかにした。これに先立って先月6日、政府は閣議でIPEF批准書を審議・議決後、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の裁可を受け、IPEF側に批准書を寄託した。IPEF協定は今年2月、米国や日本、シンガポール、フィジー、インドなどで先に発効した。韓国は6番目の協定批准国となる。

サプライチェーンに関連した最初の多国間国際協定であるIPEFは、2022年5月、バイデン米政府の主導でスタートした。翌年の昨年5月、韓国と米国、日本、オーストラリアなど14のメンバー国が貿易やサプライチェーン、クリーン経済、公正経済の4つの部門に分けて交渉後、協定を結んだ。IPEF協定の加盟国は、2020年基準で世界中の国内総生産(GDP)の40.9%を占めていると集計された。

協定により、サプライチェーンの危機が発生すれば、14ヵ国は直ちに共同で対応できる危機対応ネットワーク(CRN)が運営される。サプライチェーンの危機が発生したメンバー国から要請があれば、CRNを通じて15日以内に緊急会議が開かれ、需要と供給企業とのマッチング、代替運送経路の発掘など克服案が議論される。平時はサプライチェーンの復元力を高めるための投資拡大や物流改善、共同研究開発(R&D)などの協力を推進する。IPEF協定の加盟国は、サプライチェーンに否定的な影響を与える措置も自粛することにした。

これまで韓国は、中国産鉱物やエネルギー資源に対する依存度が高く、中国の輸出制限措置などに脆弱だっただけに、政府はIPEF協定の発効でサプライチェーンの危機対応力が一層強化されるものと期待している。韓国の特定国への輸入依存度は、50%以上の品目が2022年基準で4000件を上回り、リチウムやコバルト、黒鉛など主要鉱物の特定国への輸入依存度は、昨年基準で80%を越えている。


申圭鎭 newjin@donga.com