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専攻医たち「尹大統領面会」で内紛、「代表弾劾」の声明も

専攻医たち「尹大統領面会」で内紛、「代表弾劾」の声明も

Posted April. 06, 2024 08:45,   

Updated April. 06, 2024 08:45

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専攻医(インターン、レジデント)の代表が4日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に会った後、専攻医の内部からは「代表弾劾に同意してほしい」という声明が出た。専攻医の代表が尹大統領との面会を、研修病院の代表らと事前に議論しなかったとし、代表の「独断的行動」を警告した。

5日、医療界によると、前日から専攻医の間では、オンラインで「大韓専攻医協議会のパク・ダン会長(非常対策委員長)の弾劾声明書」という文書が共有されている。本人を研修病院専攻医の代表と紹介した作成者は、「パク委員長は、合意されていない状況で大統領との面会に踏み切った」とし、「辞職専攻医の多くが賛成すれば、弾劾案を発議する」と明らかにした。さらに。「パク委員長は面会後、フェイスブックに『大韓民国医療の未来はありません』と短く明らかにしただけで、面会内容を公開していない」とし「知る権利を侵害した」と主張した。また「最終決定を全体投票で行う」としたが、何に対する投票を行うのかさえ知らせなかったと主張した。

大韓医師協会(医協)のイム・ヒョンテク次期会長も、パク氏を批判した。イム次期会長はこの日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)に、「外の巨大な敵より、内部の敵数人がさらに難しい」という内容の英文を掲示した。「内部の敵」が誰を指すのか具体的に明らかにしなかったが、医協と相談せずに大統領と面会したパク氏を狙ったという解釈が出てきた。

政府は、医療界との対話を続けると明らかにした。韓悳洙(ハン・ドクス)首相は同日、中央災害安全対策本部での会議の冒頭発言で、「今まさに対話の糸口を掴んだばかりだ」とし、「柔軟に、しかし原則を守りながら、今後も対話を続ける」と明らかにした。また、政府は専攻医の研修費用を支援し、現在週80時間である専攻医の勤務時間の法定限度も「議論を通じて短縮する」と話した。


イ・ジウン記者 コ・ドイェ記者 easy@donga.com