専攻医の免許停止手続き本格化、政府「２０日以内に意見を」と迫る

政府は今週中に、病院を離れた専攻医（インターン、レジデント）約１万２０００人に対する免許停止の事前通知を完了することにした。早ければ今月末から、実際の免許停止処分が始まる。また、警察は告発に備えて、専攻医数千人を同時に捜査するための準備を整えている。

１０日、東亜（トンア）日報の取材を総合すれば、保健福祉部は今週、病院を離れた専攻医らに対する免許停止の事前通知書の発送を終える計画だ。７日午前１１時基準で、主要研修病院１００ヵ所の専攻医１万２９０７人のうち、病院を離れた専攻医は１万１９８５人（９２.９％）だ。福祉部の関係者は、「すでに事前通知書の発送が半分以上行われている」と明らかにした。

事前通知書には、「医療法に基づく業務開始命令違反に対して、資格停止３ヶ月の処分が行われる」という内容が盛り込まれている。また「意見があれば、２０日以内に提出せよ」という内容も含まれている。５日から事前通知書が発送されただけに、一部の専攻医は２５日までに意見を提出しなければならない。送達が確認されたにもかかわらず意見を出さなければ、意見がないと見なし職権処分が下される。３ヵ月間免許が停止された専攻医は、研修期間を満たせず、専門医の資格取得時期が１年延ばされる可能性がある。家に人がいないなどの理由で送達がなされなかったら、政府は再度通知書を発送する方針だ。

また、免許停止処分とは別に、刑事告発も近いうちに行われるものと見られる。警察は、専攻医に対する告発が本格化すれば、最大数千人を同時に捜査しなければならないと見て、分散捜査を準備している。尹熙根（ユン・ヒグン）警察庁長は７日、指揮部のオンライン会議で、「一般専攻医は、一線の警察署で、主導者と犯罪疑惑の重い専攻医は各市道警察庁でそれぞれ引き受けて捜査せよ」と指示した。


パク・ギョンミン記者　キム・ソミン記者 mean@donga.com