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専攻医の勤務状況を毎日報告、政府が研修先病院に命令

専攻医の勤務状況を毎日報告、政府が研修先病院に命令

Posted February. 19, 2024 08:44,   

Updated February. 19, 2024 08:44

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政府の医学部定員拡大方針に反発し、ビッグ5病院(ソウル大学、セブランス、ソウル峨山、三星ソウル、ソウル聖母)の専攻医たちが集団辞職届の提出を予告していた期限(19日)を翌日に控えて、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が国民向け談話を発表し「医療空白は、国民の生命と健康を人質にする行動だ」と強く批判した。

韓首相は同日、政府ソウル庁舎で「集団行動で医療空白が発生すれば、その被害は国民が被ることになる。あってはならないことだ」と強調した。大統領室の高官も「専攻医が病院を離れるのは、患者と国民を死に追いやる行為だ」とし、「増員規模(2000人)を調整する可能性はない」と既存の立場を崩さなかった。

保健福祉部(福祉部)によると、16日午後6時までに辞職届を出した専攻医は、全国23の病院で715人に達する。このうち、病院を離れた専攻医103人のうち3人は、業務開始命令にも復帰していない。福祉部は専攻医が所属する221の研修先の病院に対し、専攻医の勤務状況について毎日報告の命令を出した。業務開始命令を受けて復帰し、再び離脱するかどうかを確認するための措置だ。ビッグ5病院の専攻医らは、20日午前6時から勤務中止を決議した状態だ。

一方、大韓医師協会(医協)は17日、非常対策委員会の会議を開き「一人の医師でも免許関連の不利益を被ることになれば(政府の)『真向対決』と受け止め、手に負えない行動に突入する可能性がある」と強硬姿勢を示した。


イ・ジウン記者 シン・ジンウ記者 easy@donga.com