
ソ・イラ(31、華城市役所、写真)が現役復帰後初のショートトラック・ワールドカップ(W杯)で金メダルを獲得した。
5年ぶりに再び太極(テグク)マークをつけたソ・イラは18日、ポーランドのグダニスクで開かれた国際スケート連盟(ISU)ショートトラックW杯第6戦男子500メートルの第1レース決勝で41秒451を記録して1位になった。今季のショートトラックW杯の500メートルで韓国勢では最初の金メダルだ。ソ・イラにとっては、2015~2016シーズンW杯第5戦1500メートルで優勝して以来8年ぶりとなるW杯個人戦での金メダルだった。
2017年世界選手権の総合優勝者であるソ・イラは、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪1000メートルで銅メダルを獲得した。しかし、その後2018~2019シーズンの代表選考会に参加せず、2019~2020シーズンの代表選考会で脱落した後、現役を引退した。
コーチとして活動していたソ・イラは昨年、2023-2024シーズンの代表選考会で3位に入り、代表チームに復帰した。続いて昨年12月、ソウルで行われたW杯第4戦の500メートルで2位に入り、ホームファンの前で現役復帰後初メダルを獲得した。
ソ・イラは、「5年ぶりに代表復帰を果たし、W杯の舞台で韓国選手たちも短距離で(実力を)見せられるという信念をもって引き続き短距離に挑戦している。W杯第4戦での2位となり悔しかったが、最後の第6戦で金メダルを獲得できて嬉しい」と話した。
任寶美 bom@donga.com