Go to contents

コルダがリディア・コとのプレーオフ制し優勝、14ヵ月ぶりにLPGAツアー9勝目

コルダがリディア・コとのプレーオフ制し優勝、14ヵ月ぶりにLPGAツアー9勝目

Posted January. 30, 2024 08:20,   

Updated January. 30, 2024 08:20

한국어

負傷と不振に苦しんだネリー・コルダ(26・米国)が故郷のファンの前で米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー通算9勝目を飾った。シーズン開幕後2週連続トップに挑戦したリディア・コ(27・ニュージーランド)は準優勝した。

コルダは29日、米フロリダ州のブレイデントンCC(パー71)で行われたドライブ・オン選手権の最終4ラウンドで、序盤の不調を乗り越えて劇的な優勝を果たした。4打差の首位で最終ラウンドを始めたコルダは、16番まで1ダブルボギー、3ボギーでスコアを5つも落とした。17番(パー5)でイーグルまで奪い先にホールアウトしたコに3打差でリードされた。しかし、残り2ホールで誰も予想できなかったドラマが繰り広げられた。コルダは17番のフリンジで打ったイーグルパットをホールに沈めたのに続き、18番(パー4)でもバーディーを奪い、一気に首位タイに躍り出た。

コルダとコは並んで通算11アンダー273でプレーオフに突入した。プレーオフ1ホール目では決着がつかなかった。18番で行われた2ホール目でコが3パットでボギーを叩いている間、コルダはパーをセーブして勝利を決めた。優勝賞金は26万2500ドル(約3億5000万ウォン)。

コルダがLPGAツアーで優勝したのは、2022年11月のペリカン選手権以来14ヵ月ぶりのこと。2021年にLPGAツアー4勝を挙げ東京五輪で金メダルを獲得したコルダは、昨年は腰の負傷などで苦しい時間を過ごした。今大会が開かれたブレイデントン出身のコルダは、「故郷のファンの応援のおかげで力を出すことができた。4日間応援してくれた友人や家族に感謝する」と話した。

コは2010年、宮里藍(日本)以来14年ぶりのLPGAツアー開幕2連勝とともに殿堂入りを狙ったが、最後のヤマ場を越えることはできなかった。コは先週開かれた今季開幕戦のヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズの優勝で、殿堂入りポイント27点まであと1点だけを残している。

今大会に出場した韓国勢では、金世煐(キム・セヨン)が13位タイ(3アンダー、281)で最高位だった。


李憲宰 uni@donga.com