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現代重工業「ヒムセンエンジン」の生産台数が累計1万5000台に

現代重工業「ヒムセンエンジン」の生産台数が累計1万5000台に

Posted January. 30, 2024 08:19,   

Updated January. 30, 2024 08:19

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HD現代(ヒョンデ)重工業が、韓国国内では初めて独自技術で開発した「ヒムセンエンジン(HiMSEN)」の累計生産が1万5000台を達成した。

HD現代重工業は29日、1万5000台が生産されたヒムセンエンジンが、中国江蘇省の揚子江造船で建造しているスイスMSC社のコンテナ船に搭載される予定だと明らかにした。ヒムセンエンジンとは、HD現代重工業が10年以上の研究の末、2000年8月に独自技術で開発した4ストロークの中型エンジンだ。ヒムセンエンジンの開発前まで、韓国内のエンジン会社は全て海外メーカーからライセンスを受け、製品を生産してきた。HD現代重工業は、2011年から中型エンジンの分野に、自社のエンジンを100%生産して採用している。

ヒムセンエンジンは現在、世界の約60カ国へ輸出されており、船舶用の中速エンジン市場では35%のシェアで世界1位となっている。2001年に初めて生産した4台を皮切りに、毎年生産台数が増え、生産10年目の2011年の生産累計で5000台を突破した。2016年3月は、生産累計で1万台を達成した。今年も1000台あまりを生産する計画で、受注残高は2700台あまりだ。

HD現代重工業エンジン機械事業のハン・ジュソク代表は、「ヒムセンエンジンは、国内だけでなく世界で高い評価を受けている」とし、「今後も、エコエンジンの開発や製品品質の向上のために最善を尽くす」と述べた。


具特敎 kootg@donga.com