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7試合で1セットも落とさず優勝、サバレンカが全豪オープン2連覇

7試合で1セットも落とさず優勝、サバレンカが全豪オープン2連覇

Posted January. 29, 2024 08:12,   

Updated January. 29, 2024 08:12

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アリーナ・サバレンカ(26、ベラルーシ)が今シーズン最初の四大大会である全豪オープンで大会2連覇を達成した。

テニスの女子シングルス世界ランキング2位のサバレンカは27日、豪州メルボルンで行われた全豪オープン女子シングルス決勝で鄭欽文(中国・世界15位)を1時間16分で2-0(6-3、6-2)で下した。昨年の同大会でデビュー以来初めて四大大会の優勝トロフィーを掲げたサバレンカは、同日の勝利でタイトル防衛に成功し、優勝賞金315万豪州ドル(約27億7000万ウォン)を獲得した。サバレンカは「四大大会優勝経験のある選手が、四大大会で再び優勝して泣く姿を見て理解できなかったけど、自分が優勝してみるとその選手たちの気持ちが分かるようになった」と言い、「特に4年前に亡くなった父がいなかったら今の自分はいなかっただろう。父は私が25歳までに四大大会で2回以上優勝することを望んでいた」と話した。サバレンカは父が目を閉じた2019年前まで、四大大会での最高成績はベスト16(全米オープン)だった。

サバレンカはまた、今大会で1セットも落とさずに優勝を果たし、今シーズンの活躍に期待感を高めた。昨年の同大会で優勝した後、全米オープン準優勝など四大大会でいずれもベスト4以上の成績を出してきたサバレンカは、今季最初の四大大会から活躍し、残りの四大大会での活躍にも期待感を高めたのだ。サバレンカは、「昨年の全米オープン決勝で敗れたのが自分にとっては良い教訓になった」とし、「四大大会で一度優勝して消えるような選手になりたくないので、今後さらに多くの四大大会で優勝することが重要な課題」と話した。

2014年全豪オープン優勝者の李娜以後、中国人選手では10年ぶりに四大大会女子シングルス決勝に進出した鄭欽文は、サバレンカを越えることができず準優勝で大会を終えた。李娜は2011年、アジア選手としては初めて全仏オープン女子シングルスで優勝し、2014年の同大会で優勝した後引退した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com