Go to contents

生後6カ月の双子パンダ、エバーランドが一般公開へ

生後6カ月の双子パンダ、エバーランドが一般公開へ

Posted January. 04, 2024 08:30,   

Updated January. 04, 2024 08:30

한국어

生後6カ月の双子のパンダをエバーランドで直接見られるようになった。

エバーランドを運営する三星(サムスン)物産リゾート部門は3日 、双子のパンダ「ルイバオ(睿寶)」と「フイバオ(輝寶)」がエバーランド(京畿道龍仁市所在)内のパンダワールドで4日から一般公開されると発表した。双子のパンダは昨年7月、韓国唯一のジャイアントパンダカップル「アイバオ(愛宝)」と「 ローバオ (楽宝)」の間に生まれて以来、これまで来場者には公開されていない。エバーランドは双子のパンダの健やかな成長のため、パンダワールド内でのみ生活させた。

今回の公開により、エバーランドのソーシャルネットワークサービス(SNS)でしか見られなかった双子のパンダに直接会えるようになった。「パンダじいさん」で有名なエバーランドのカン·チョルウォン飼育員(55)は、「生まれた時はそれぞれ180グラムと140グラムに過ぎなかった赤ちゃんの体重が、今では二頭ともに11キロを超えている。最近は、母親についてよく歩くほど元気に成長し、放飼場で過ごしたりもする」と説明した。

ただ、当面は双子のパンダが新しい環境に適応できるよう、午前の特定の時間帯にのみ公開される。 この時間帯には来場者数も縮小される。エバーランドは双子のパンダの適応状況を見守りながら、公開時間と来場者数を段階的に増やす計画だ。エバーランドの関係者は、「双子が午前10~11時に放飼場に出てくる予定だが、パンダの行動を予測するのは難しいため、訪問客が見られる時間を特定することは難しい」と話した。

エバーランドの人気スターである双子の姉パンダ「フーバオ(福宝)」が妹たちと一緒にいる姿も当分は見られない。パンダは生態習性上、単独生活をしなければならないが、すでに独立したフーバオと他のパンダは距離を置かなければならないからだ。エバーランドは空間と時間を調整して、フーバオと双子を交互に檻の外に出す方針だ。

ルイバオとフイバオは生後100日頃の昨年10月に行われたネーミング公募展を通じて各々「賢い宝物」と「輝く宝物」という意味の名前を得た。エバーランドの関係者は「現在、双子の口の中に乳歯がたくさん生えて竹を食べ始めた。今後パンダワールドで可愛くて面白い姿を見せてくれるだろう」と期待した。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com