２４年間「ワンクラブマン」のミューラー、「バイエルンともう１年」

「ワンクラブマン」トーマス・ミューラー（３４）がバイエルン・ミュンヘンとの契約を２０２５年６月３０日までにさらに１年延長した。これでミューラーはバイエルンだけで２５年間プレーすることになった。

バイエルンはミューラーとの契約延長を２０日、ホームページを通じて公開した。バイエルンは昨年、ミューラーと契約し、契約期間を２０２４年６月３０日までとなっていたが、これを１年延長したのだ。１１歳だった２０００年、バイエルンのユースチームに入団したミューラーは２００８年にトップチーム入りしてブンデスリーガデビューを果たし、今年で１６シーズン目を送っている。バイエルンでプレーしながらブンデスリーガ優勝トロフィーを１２回持ち上げた。欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）と国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）クラブワールドカップ（Ｗ杯）でもそれぞれ２回優勝するなど、これまで３２回の優勝を経験した。バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長は「ミューラーの経歴は歴史に残るだろう。これからミューラーのような選手が再び出るのは難しいだろう」と話した。

ミューラーは、「バイエルンでの旅程が続けられて幸せだ。もっと多くのゴールを決めて、チームメイトのゴールを手伝ってファンに楽しさを与えたい。もっと多くのタイトルも取りたい」と契約延長の感想を語った。ミューラーはバイエルンでトップチーム公式戦６８４試合に出場し、２３７ゴール、２６１アシストを記録している。ブンデスリーガでアシスト王を４回獲得した。


姜泓求 windup@donga.com