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韓東勲長官「党員が望まなければ非常対策委員長を引き受ける理由はない」

韓東勲長官「党員が望まなければ非常対策委員長を引き受ける理由はない」

Posted December. 19, 2023 08:49,   

Updated December. 19, 2023 08:49

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韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官が18日、自身に対する与党「国民の党」非常対策委員長推戴の可否を議論する与党「国民の力」の議員・院外党協委員長の連席会議の前に、「党員と支持者が望まないなら非常対策委員長を務める理由はなく、国民の力に入党する理由もない」との立場を明らかにしたことが分かった。党内の意見がまとまらなければ、今後「国民の力」の総選挙に参加しない可能性を示唆した発言が伝わり、連席会議では「韓氏推戴」の声が多数出た。

与党関係者は同日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、韓氏の立場を伝え、「韓氏の立場からすれば、非常対策委員長になることは、党が困難な状況で大きな負担を一人で抱えること」と話した。与党の有力な大統領候補としても注目されている韓氏が、自身に対する党内の強力な支持を来年の総選挙を控えた非常対策委員長受諾の前提条件として提示したのだ。

韓氏のこのようなメッセージが伝えられた後、開かれた連席会議では、親尹(親尹錫悦)系を中心に韓氏を非常対策委員長に推戴しようという意見が多く出た。反対側からは、韓氏が政治の新人であることや野党の集中攻撃を受ける可能性があるといった懸念が提起されたという。非尹系の曺海珍(チョ・ヘジン)議員らは、韓氏の役割は選挙対策委員長が適しているのではないかと異論を提起したという。キム・ハンギル国民統合委員長ら他の候補に言及した人は、成一鍾(ン・イルジョン)議員など少数だったという。同党のチャン・イェチャン最高委員は記者団に対し、「(韓氏に対する賛否は)8対2程度」とし、「首都圏、忠清道(チュンチョンド)、全羅道(チョンラド)はワンサイドで(一方的に)韓氏を望み、慶尚道(キョンサンド)の少数派が反対した」と主張した。


イ・サンホン記者 チョ・グォンヒョン記者 dapaper@donga.com