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LGのグローバルスタートアップ投資ファンドが1兆ウォンを突破

LGのグローバルスタートアップ投資ファンドが1兆ウォンを突破

Posted November. 20, 2023 08:37,   

Updated November. 20, 2023 08:37

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LGは19日、米シリコンバレーに設立した企業型ベンチャーキャピタル(CVC)・LGテクノロジーベンチャーズの運用ファンドの規模が1兆ウォンに拡大したと明らかにした。

LGテクノロジーベンチャーズはこれまで、LG電子やLGディスプレイ、LGイノテック、LG化学、LGエネルギーソリューションなどLGグループ会社7社が出資して造成した6000億ウォン規模のファンドを運用し、このうち70%を使い果たした。2018年の設立以来、これまでグローバルスタートアップやベンチャーキャピタルファンドなど、64ヵ所に投資してきた。

今回、LGエネルギーソリューションやLG化学、LGユープラス、LG CNSの4つの系列会社が追加出資し、1兆ウォンを超えるファンドになった。LGテクノロジーベンチャーズは、持続的に新規スタートアップを発掘し、新技術に投資して未来の準備に乗り出す計画だ。

LGテクノロジーベンチャーズは特に、人工知能(AI)やバイオ、バッテリー、モビリティ分野に集中的に投資した。これら業種の割合は全体の半分に達する。業務用AIソリューションを開発するオルガナイズ、チャットGPTの開発会社であるオープンAI研究チームが起業したアンスロピックなどが代表的な投資企業だ。

LGテクノロジーベンチャーズのキム・ドンス代表は、「LG系列会社の戦略方向性に合わせて、未来力量の強化に協力できるスタートアップを積極的に発掘する」と話した。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com