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江西区長補選の与党候補選対委に重鎮議員が大挙合流、野党「砂の城」と揶揄

江西区長補選の与党候補選対委に重鎮議員が大挙合流、野党「砂の城」と揶揄

Posted September. 27, 2023 08:44,   

Updated September. 27, 2023 08:44

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与党「国民の力」が来月11日に実施されるソウル江西区(カンソグ)の区長補欠選挙を控え、26日に選挙対策委員会を発足させた。常任顧問に首都圏重鎮の権寧世(クォン・ヨンセ)議員と安哲秀議員、羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)前議員が任命された。これに対し最大野党「共に民主党」は「砂の城で空威張り」と揶揄した。

与党は同日午後、ソウル江西区にある同党・金泰佑(キム・テウ)区長候補者の事務室で選対委発足式を行った。忠清道(チュンチョンド)出身で当選5回の重鎮議員の鄭宇澤(チョン・ウテク)国会副議長と鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員が名誉共同選対委員長を引き受けた。常任顧問には前統一部長官で当選4回の重鎮議員の権寧世氏が安哲秀氏、羅卿瑗氏とともに委嘱された。金泰佑氏は「権議員が尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の中核人物に挙げられるだけに、江西区の宿願を実現させる上で最高の援軍だ」と話した。与党関係者は、「権議員の父親が忠清北道陰城(チュンチョンブクド・ウムソン)出身なので、権議員自ら『忠清の息子』と話している。忠清道出身の住民が多い江西区の特性を考慮した。認知度の高い首都圏の重鎮議員が中道層の票を集めるだろう」と話した。

この日の発足式には同党の金起炫(キム・ギヒョン)代表と尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表、朴大出(パク・デチュル)政策委議長、李喆圭(イ・チョルギュ)事務総長ら党執行部が総勢で駆け付けた。

これに対して民主党の姜仙祐(カン・ソンウ)報道担当は、「『マンモス級選対策』や『与党議員じゅうたん爆撃』とかじゃなく、最高裁の判決に対して謝罪し、まともな候補を公認すればいい話」とし、「ますます『小細工の恩赦』『龍山指示の公認』という無理な手段を正当化するための試験場に変質している」と批判した。今回の選挙が5月、金氏が公務上秘密漏洩の罪で有罪が確定し、区長職を喪失したために実施されることを揶揄したものだ。民主党の 陳校薰(チン・ギョフン)候補も同日、CBSラジオで、「民主党の選対委は、ソウル市党委員長の金映豪(キム・ヨンホ)議員と江西区を選挙区とする議員(姜仙祐、陳聲準、韓貞愛の3議員)で、大変スリムな地域適合型の組織になっている」と話した。

民主党は24日、鄭清来(チョン・チョンレ)、朴賛大(パク・チャンデ)、徐瑛敎(ソ・ヨンギョ)、張耿態(チャン・ギョンテ)ら党最高委員と趙正湜(チョ・ジョンシク)事務総長、韓秉道(ハン・ビョンド)戦略企画委員長ら30人の議員が出席した中で開所式を開いた。


クォン・グヨン記者 アン・ギュヨン記者 9dragon@donga.com