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米テキサス州が猛暑で電力緊急事態、三星工場などへの被害の恐れも

米テキサス州が猛暑で電力緊急事態、三星工場などへの被害の恐れも

Posted September. 08, 2023 08:34,   

Updated September. 08, 2023 08:34

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米テキサス州が6日(現地時間)、猛暑で電力需要が増加し、予備電力不足を予想して電力緊急事態を宣言した。2021年2月の異常気象以来2年ぶり。当時、テキサス州オースティンにある三星(サムスン)電子の半導体工場が3日間の停電で停止し、数千億ウォンの損失を被ったため、現地では大規模停電の再来を懸念している。

ロイター通信によると、テキサス電気信頼性評議会(ERCOT)は同日午後7時頃、エネルギー緊急事態「レベル2」を宣言した。予備電力が1750メガワット未満に落ち、30分以内に復旧が難しい場合に施行される措置だ。最高レベルの「レベル3」が発令されると、ブラックアウト(大規模停電)を防ぐための循環停電が実施される。

ERCOTは、「現在、緊急事態ではないが、継続する高温、高い電力需要、太陽光発電量の減少などで予備電力が不足する可能性があり、先制的に緊急事態を宣言した」と説明した。緊急事態が宣言されている間、テキサスの予備電力は2100メガワットまで下がったという。同日、テキサスの電力需要量は8万2705メガワットで今月に入って最も高かった。

今夏、テキサスは日中の最高気温が47度を記録するなど、異常高温が続いた。テキサス州ウェブ郡では11人が猛暑による熱中症などで死亡した。アスファルトの道路が破損し、急増した水道使用量に耐えられなかった古い水道管が破裂することもあった。

緊急事態は同日午後9時ごろ解除されたが、猛暑が続けば2年前の大規模停電が再演される可能性があると懸念されている。ERCOTは緊急事態を解除し、電力使用を減らしてほしいと呼びかけた。ブルームバーグ通信は、「テキサスは2年前の致命的な冬の嵐の後、(再び)大規模停電が発生する状況に置かれた」と伝えた。

「砂漠の地」で知られたテキサス州は、2021年2月、吹雪を伴う30年ぶりの寒波で気温が零下22度まで下がった。当時、暖房需要が急増して各地で停電が発生し、電力緊急事態が宣言された。現地の三星電子の半導体工場も3日間電力が供給されず、稼働が停止し、正常化まで6週間かかった。この時発生した損失は3千億~4千億ウォンと推定された。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com