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元海兵隊捜査団長の令状審査、出入り方法をめぐる対立の末に強制勾引

元海兵隊捜査団長の令状審査、出入り方法をめぐる対立の末に強制勾引

Posted September. 02, 2023 08:34,   

Updated September. 02, 2023 08:34

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海兵隊のチェ上兵殉職事件を捜査し、抗命の容疑などで立件されたパク・ジョンフン元海兵隊捜査団長(大領)に対する拘束令状実質審査が1日、行われた。パク氏は同日、中央地域軍事裁判所の出入り方法をめぐって、軍検察と口論の末、強制勾引された。

当初、パク氏に対する拘束令状実質審査は同日午前10時からソウル龍山区(ヨンサンク)の国防部領内の軍事裁判所で行われる予定だったが、パク氏側が国防部領内を通って裁判所に入らず、領外から裁判所につながる出入り口から入ろうとし、制止された。パク氏側の法律代理人であるキム・ジョンミン弁護士らは、「国防部の領内を通る場合、弁護人が国防部側に個人情報を提出し、国防部の承認を受けなければならない」とし、「これは裁判所の出入り手続きに合致せず、関連法にも反する」と主張した。

国会法制司法委員会所属の野党議員らも、国防部の裏門からの軍事裁判所への出入りを求めた。法司委の野党幹事である蘇秉哲(ソ・ビョンチョル)議員は、「パク氏や、パク氏に関連する人々の口をすべて塞ぐための拘束としか思えない」と主張した。野党議員らは、パク氏と弁護人たちの領外出入りを求めたが、軍検察は拒否した。 

パク氏側と軍検察の神経戦は2時間以上続き、結局、軍検察は勾引令状を執行し、パク氏を強制勾引した。このため、令状実質審査は予定より3時間30分遅れた午後1時30分から始まった。

パク氏の海兵隊同期らは同日午前、軍事裁判所の出入口前で海兵隊の軍歌「八角帽の男」を歌い、パク氏を応援した。軍人権センターは、パク氏の拘束に反対する請願書1万7139枚を集め、弁護団を通じて軍事裁判所に提出した。


孫孝珠 hjson@donga.com