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スペースX、宇宙ステーションにドッキング、7回目も成功

スペースX、宇宙ステーションにドッキング、7回目も成功

Posted August. 29, 2023 08:46,   

Updated August. 29, 2023 08:46

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イーロン・マスク氏が率いる米宇宙企業「スペースX」が、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を輸送する7回目のミッションに成功した。

スペースXと米航空宇宙局(NASA)は27日(現地時間)午前9時16分頃、スペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」がISSに正常にドッキングしたと明らかにした。スペースXはNASAが支援する「商業乗組員輸送プログラム」の一環として、2020年から今年まで約6ヵ月単位でISSに乗組員を送るミッションを行っている。今回のミッションの名前は「クルー7」で、7番目の乗組員をISSに送るという意味だ。

クルードラゴンは26日午前3時27分頃、米フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターから「ファルコン9」ロケットに搭載されて打ち上げられた。打ち上げに成功してから約30時間後に地球上空約420キロにあるISSに到着した。

クルー7の飛行には、今回のミッションの指揮官でNASA所属のジャスミン・モグベリ宇宙飛行士、欧州宇宙機関(ESA)所属のアンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士、ロシアの宇宙開発公社(ロスコスモス)のコンスタンチン・ボリソフ宇宙飛行士が参加した。クルードラゴンのミッションには、4人の宇宙飛行士が搭乗するが、4人全員の国籍が異なるのは今回が初めて。飛行士4人は約6ヵ月間ISSに滞在し、200種以上の科学研究と実験を行う予定だ。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com