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「中国と北朝鮮の軍歌作曲家」鄭律成氏、文在寅政権下で叙勲推進

「中国と北朝鮮の軍歌作曲家」鄭律成氏、文在寅政権下で叙勲推進

Posted August. 25, 2023 08:30,   

Updated August. 25, 2023 08:30

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北朝鮮軍の公式軍歌だった「朝鮮人民軍行進曲」を作り、韓国戦争当時、中共軍として参戦した光州(クァンジュ)出身の作曲家、鄭律成(チョン・ユルソン)氏(1914~76・写真)に対して、文在寅(ムン・ジェイン)政権当時、独立有功者叙勲が推進されていたことが分かった。叙勲申請は、国家報勲処(現国家報勲部)の独立有功者公的審査委員会の審査過程で否決されたが、北朝鮮の政権樹立に積極的に貢献した人物に、建国勲章が与えられる独立有功者褒章が推進されたこと自体、物議を醸すとみられる。建国勲章は、大韓民国の建国に貢献した功績が明らかな人に与えられる。

24日、報勲部によると、鄭氏の甥のパク氏は、文前大統領就任初年度の2017年12月、京畿道(キョンギド)南部報勲支庁に独立有功者褒章を申請した。パク氏は、鄭氏が光復前の抗日独立運動団体である義烈団で活動したことなどの功績を挙げた。当時、政府が叙勲を推進したのは、文前大統領の同年12月の訪中直後だった。

翌年4月、独立有功者公的審査委員会は叙勲を否決した。鄭氏が韓国戦争当時、慰問公演団を組織して中共軍に参戦し、朝鮮人民軍行進曲を作曲して金日成(キム・イルソン)主席に捧げるなど、北朝鮮側に積極的に加担した具体的な記録が多いという理由だった。鄭氏が韓国戦争以前、北朝鮮軍の協奏団長を務め、作曲した朝鮮人民軍行進曲は、北朝鮮軍の士気を高める役割を果たした。報勲部関係者は、「鄭氏が作曲した中国人民解放軍行進曲(旧「八路軍行進曲」)が中国軍の公式軍歌として使用されているなど、鄭氏が韓中友好の象徴であるため褒賞すべきという意見もあったが、親北朝鮮的な行動があまりにも明白であり、叙勲は不可能だった」と伝えた。

光州市が48億ウォンをかけて造成中の「鄭律成歴史公園」も論議を呼んでいる。国会行政安全委員会所属の与党議員らは声明を発表し、「鄭律成歴史公園は侵略者の歴史公園」とし、造成の白紙化を求めた。鄭律成先生記念事業会は声明を出し、「日本の植民地時代に苦難を経験した鄭氏に対する評価は歴史に任せるのが正しい」とも述べた。


孫孝珠 hjson@donga.com