
三星(サムスン)電子が、業界最大級の半導体生産能力をてこに、1年ぶりに世界DRAM市場の売上高首位に復帰した。
市場調査会社のオムディアによると、昨年10~12月期の三星電子のDRAMの売上高は前期比40.6%増の191億5600万ドル(約27兆7475億ウォン)だった。これは同期間の世界DRAM市場全体の売上高(524億7000万ドル)の36.6%に当たる。売上高基準で三星電子が世界DRAM市場首位を奪還したのは、2024年10~12月期にSKハイニックスに首位を明け渡して以来、1年ぶりのことだ。
SKハイニックスの昨年10~12月期のDRAMの売上高は172億2600万ドル(約24兆9519億ウォン)で、前期比25.2%増加したが、市場シェアは34.1%から32.9%へ小幅低下し、2位にとどまった。米マイクロンはシェアが25.8%から22.9%に低下した。一方、中国の長鑫存儲技術(CXMT)は3.7%から4.7%へ小幅上昇した。
三星電子の首位奪還は、汎用DRAM価格の上昇基調と高帯域幅メモリ(HBM)の販売増加が重なった結果とみられる。大量生産能力を積極的に活用し、業績の伸び幅を拡大したとの分析が出ている。
三星電子は次世代HBM「HBM4」を前面に、DRAM市場首位の維持に乗り出す計画だ。1秒当たり最大13ギガビット(Gb)の速度を実現するHBM4は、NVIDIAの最新人工知能(AI)アクセラレーター「ベラ・ルービン」に搭載され、すでに量産に入っている。最近は世界の巨大IT企業を中心に推論型AIチップの需要が増えており、グーグルやアマゾンなどへのHBM供給規模も拡大する見通しだ。
三星電子は先月の業績発表で、「今年のHBMの売上高は、前年比で3倍以上増加する」と明らかにしている。
イ・ドンフン記者 dhlee@donga.com






