Go to contents

韓国軍「北朝鮮の発射体、偵察衛星として軍事的効用はない」

韓国軍「北朝鮮の発射体、偵察衛星として軍事的効用はない」

Posted July. 06, 2023 08:19,   

Updated July. 06, 2023 08:19

한국어

韓国軍当局が、5月31日に北朝鮮が打ち上げた宇宙発射体「千里馬(チョンリマ)1」のうち、偵察衛星「万里鏡(マンリギョン)1」の光学カメラなど主要部品を相当数確保したことが分かった。ただし、これらの部品を精密分析した結果、偵察任務などを遂行するには解像度が大きく劣ると指摘した。

合同参謀本部は5日、「北朝鮮の宇宙発射体と衛星体の主要部分を引き揚げ、韓米の専門家が分析した結果、偵察衛星としての軍事的効用性は全くないと判断した」と明らかにした。

軍当局は先週、「万里鏡1」の部品を墜落海域で引き揚げた。ただ、落下の衝撃で衛星体が壊れたため、いくつかの部品を引き揚げて、これを組み合わせて分析を行ったという。

軍筋は、「韓米の主要戦力を監視するには、解像度が少なくとも1メートル以下でなければならない」とし、「これには到底足りない」と指摘した。また、「他の部品も非常に粗悪な状態だった」と付け加えた。実際、昨年12月に北朝鮮が「衛星試験品」として撮影して公開したソウル龍山(ヨンサン)付近の写真の場合、解像度は20メートル水準で一般商業用衛星よりも劣るレベルだった。

軍当局は5日、36日間の引き揚げ作業を終了した。2段目推進体などの残骸2点を先月16日にメディアに公開したが、衛星本体の部品などを公開する計画はないと明らかにした。軍関係者は、「韓米情報当局が北朝鮮の発射体技術をどこまで知っているのかを北朝鮮が知れば、追加発射時に様々な妨害策を使う可能性がある」とし、「何も語らずに北朝鮮を不安にさせるのが最善」と伝えた。


孫孝珠 hjson@donga.com