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共に民主党、「福島汚染水の国連総会案件指定」呼びかける国会決議を推進

共に民主党、「福島汚染水の国連総会案件指定」呼びかける国会決議を推進

Posted June. 28, 2023 08:15,   

Updated June. 28, 2023 08:15

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最大野党「共に民主党」が、福島原発汚染水問題を9月に開かれる国連定期総会の案件に指定するための国会決議案の採択を推進する。同党内の金槿泰(キム・グンテ)派議員の会「経済民主化と平和統一のための国民連帯」(民平連)は27日、国会で記者会見を開き、「国連など国際社会で緊急かつ重要な議題として汚染水の海洋放出の議論が取り上げられるよう決議案を発議する」と明らかにした。党内最大派閥の一つである民平連は、参加する議員を集め、28日に国会外交統一委員会に決議案を提出する予定だ。

決議案には、汚染水の海洋放出問題が国連総会で緊急案件として採択されるよう、あらゆる外交的努力を尽くすことを韓国政府に求める内容が盛り込まれた。国連総会議長と国連事務総長に汚染水問題の案件採択の必要性を直接求めるために、議員代表団を派遣するという内容も盛り込まれた。

同党は同日、国会農林畜産食品海洋水産委員会全体会議で、与党「国民の力」の反対の中、政府に国際海洋法裁判所の提訴および暫定措置請求を求める決議案も単独で採決した。

「国民の力」の尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表は、「どのような代表性を持ってそのような主張をするのか分からない」と批判した。外交部の関係者は、「国家外交行為の単一性を損ない、政府の外交権限を野党が尊重しないという点で、避けるべき行動」と指摘した。


朴訓祥 tigermask@donga.com · 申나리 journari@donga.com