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与党「水産市場訪問」vs野党「ハンスト」、福島原発汚染水放出への対応で与野党が神経戦

与党「水産市場訪問」vs野党「ハンスト」、福島原発汚染水放出への対応で与野党が神経戦

Posted June. 27, 2023 08:25,   

Updated June. 27, 2023 08:25

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最大野党「共に民主党」の中堅の禹元植(ウ・ウォンシク)議員(当選4回)が26日、日本の福島原発汚染水の海洋放出に抗議してハンストに突入した。尹才甲(ユン・ジェガプ)議員(当選1回)に続いて2人目だ。革新系野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表も駐韓日本大使館前で海洋放出阻止のためのハンスト座り込みに入った。政府与党が福島汚染水論議に対応して、水産市場を訪れて「食べ歩き」を行っていることに対し、野党が「ハンスト」で対抗した。

禹氏は同日、国会で記者会見を開き、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が誤った意思決定を見直し、福島原発汚染水の海洋放出を阻止するための実質的な方策が策定されるまで、日本が海洋放出を中止するまで、無期限のハンスト座り込みに突入する」と述べた。ソウル蘆原(ノウォン)乙が選挙区の禹氏は、ハンスト座り込みに踏み切った背景について、「元来、環境運動を続けてきた。環境に大きな関心を持っている」と話した。

李在明(イ・ジェミョン)代表も同日、国会本庁前のハンスト現場を訪れて激励した。李氏は同日午前の最高委員会では、「(与党関係者が)福島汚染処理水を飲むと言うので、『福島水薬水場か』という話がある」とし、「国際社会に民主党が『薬水場を閉鎖しよう』と言うと、(政府与党は)薬水場がもったいないから、なぜ閉鎖運動をするのかと抗議するのではないか」と皮肉った。フェイスブックには「汚染水の海洋放出を止めるゴールデンタイムは残り少ない」とし、7月1日にソウル南大門(ナムデムン)で行われる野外闘争に参加するよう呼びかけた。

李貞味氏も同日、ハンスト座り込みを始め、「核汚染水投棄が目前に迫っているのに、韓国政府は沈黙に終始している」とし、「今でなければ投棄を止めることができないという絶望的な気持ちで座り込みを始めた」と話した。正義党の党員たちも李氏のハンストにリレー参加するという。

与党「国民の力」の全珠恵(チョン・ジュヘ)院内報道官は論評で、「民主党の風評政治は、韓国の政治と社会を蝕む『積弊』だ」と批判した。


ファン・ソンホ記者 クォン・グヨン記者 hsh0330@donga.com · 9dragon@donga.com