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ソウル最高35度の猛暑、全国を襲った「6月の猛暑」

ソウル最高35度の猛暑、全国を襲った「6月の猛暑」

Posted June. 19, 2023 08:22,   

Updated June. 19, 2023 08:22

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早い「6月の猛暑」が全国を襲った。18日、東海岸地域で初の熱帯夜が発生し、全国各地で猛暑注意報が出された。19日も、ソウルの日中の気温が35度まで上がるなど、猛暑が続くものと予想される。

気象庁によると、17日と18日、江原道襄陽(カンウォンド・ヤンヤン)の早朝の気温はいずれも25.8度を記録し、夜の間に気温が25度以下に下がらない熱帯夜が発生した。今年初の熱帯夜である6月17日は、2021年(7月11日)に比べて23日、昨年(6月18日)よりは1日早く訪れた。昨年に続き今年も6月に熱帯夜が発生し、「6月=初夏」という公式が崩れている。

週末の間、ソウルなどの首都圏と大邱(テグ)、江原(カンウォン)、全羅(チョルラ)圏には今年初の猛暑注意報が出された。猛暑注意報は、1日の最高体感気温が33度を超える状態が2日以上続くと見られる時に発令する。

19日も、ソウルの日中の気温が35度まで上がり、大田、光州(クァンジュ)も34度まで上がる見通しだ。韓半島上空に高気圧が滞留し、暑い空気が留まっているためだと気象庁は説明した。20日になってようやく気温が下がるものとみられる。

気象庁は、6~8月の天気予測を通じて、今夏の気温は平年と同じか高い確率がそれぞれ40%だと予測した。すでに今春の平均気温は、全国単位の観測以来最高を記録した。特に平均気温が徐々に上昇している中、スーパーエルニーニョが発生し、高温と大雨が同時に来る恐れがあるという懸念が出ている。エルニーニョとは、赤道付近の東太平洋沖の水温が暖かくなる現象だ。


李美智 image@donga.com